ハーレーのマフラーを選ぶなら、デザインだけでなく重低音もチェックする!
ハーレー好きの皆さんの中には、パーツにこだわりを持つ人も多いのではないでしょうか。中でもマフラーは、見た目の印象を容易に変えてくれるため、真っ先に交換したくなるパーツと言われています。しかし、マフラー交換のポイントはデザインだけでなく、音を楽しむ点にもあるのです。
お腹にくるような重低音の心地良さを感じながら走りたいというドライバーは多くいるようです。
重低音と一口に言っても、人それぞれの好みがあるでしょう。例えば、マフラーの材質によっても音質は変わってきます。固い素材ほど低音になる傾向があり、同じ厚さで代表的な素材を比べると、チタン、ステンレス、スチールの順に固くなります。しかし、チタンに関しては強度があるため、薄くて軽いマフラーが作られ、音も乾いた高音になります。一方、ステンレスとスチールは厚さがあれば重低音が期待できます。スチールは排気量が小さいと高音が発生しやすいですが、ステンレスは排気量に関わりなく重低音を出すことができます。
音の違いが表れるポイントは他にもあります。排気管が細いものは低音で、低速トルクが出る傾向にあります。それに対し太いものは重低音を出せる上、高回転時にパワーを出すことができます。また、排気管の長さによっても音が変わってきます。短ければ乾いた爆音、ノーマルの長さであれば重低音、長いものならこもった重低音が出ます。
マフラーの重低音について理解が深まったでしょうか。なお、音質へのこだわりもさることながら、音量への配慮も忘れてはいけないところですね。適度な音量のものから刺激的な爆音まで、さまざまな商品が存在しますが、周囲の迷惑にならないよう慎重に選びたいものです。
バッフルを装着することで音量を控えめにするという手段もありますので検討してみると良いでしょう。良識を持った上で、目だけではなく耳でも、あなたのハーレーライフを楽しんでくださいね。